ちょっぴり姑な気分（泣）

先月の下旬あたりから、仕事が急にゆるゆるなスケジュールとなり…。
最初はラッキーな気分でゆる～い毎日を過ごしていました

それでも…11月に入っても事態は変わることなく、さすがに日暮れを待たず2時で早上がり出来てしまう様な事になると”大丈夫なのかしら？”とちょっぴり危機感を感じないではいられない…ハズなのに

　　　　　「こんな滅多にないチャンスは有効利用しようぜ！

　　　　　　　　　　　　　　　　河豚食べに行かない？温泉も込みで。どう？」

　　　　　彼のこの一言で、私は”ゆるゆるモード全開”

　　　　　「ホントに？行く！行く～」　

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そんなわけで―

この週末は思いがけず温泉旅行となりました。

宿泊は　≪花乃丸≫　という海沿いのホテル

 前菜から

〆の雑炊まで

　河豚

また 河豚の

河豚づくし

 

 

部屋食ではなくて、ダイニングスペースが別にあって、これまた個別に仕切られた、風情のある空間でそれはもう、お料理もお酒も美味しくいただきました

　　（とてもデジカメでパシャパシャ出来ない雰囲気だったため御献立のみ公開となりました）

お食事もさることながら、私にはもっとお楽しみがありました

　　　　　今回のこの≪花乃丸≫お部屋に露天風呂付きでしたの

　　　　　温泉につかりながら”お酒”いただけちゃいますぅ

　　　　　　　　　　それにしても

 

たった二人で泊まる部屋に

　　　　　　　　この応接セットって？

広すぎじゃない？

お部屋だって、大小二部屋…。

≪ちょっと無理してませんか？≫

　　　　　　少し心配になった

 

「ねぇ雅樹？特別な日でもない、思いつきの旅行でココ贅沢じゃない？」

「別によくない？理由がなくても(笑)　露天風呂付き泊まりたかっただろ？」

「うん…でも、いいの？」

「いいんだって(笑)　それに今夜は帰るに帰れない訳がある。」

「なぁに？それ」

「悪い話じゃないよ(笑)　まぁ～もうちょっと酔っ払ってから話してあげる。」

　　　　そんな事言われて…酔えないよぉ～

 

この蓋を半分だけ開けて…半分をテーブルにして…

焼酎＆氷も準備万端

ザブンとお湯につかり

”くぅ～”っと一杯

まさに至福の時

　　だけど

話があるってなに

帰るに帰れないって

　　一体何なの

酔っ払ってなんて

　　いられません

　

　　「大満足していただけました？上機嫌になっていただけました？(笑)」

　　「悪い話じゃないんでしょ？　じゃあ言って。」　（ちょっとイラっと気分な私）

　　　「航汰さー、約束よりちょっと遅れたけど彼女出来たってさ。」

　　「えーっ！本当に？　いい子？」

　　「わかんねー、来週くらいには会わせるって言ってたよ。」

　　「で。。。帰るに帰れないのはどうして？」

　　「怒るなよ？」

　　「わかった…。航汰がその彼女とあの部屋に泊まってるんでしょ？」

　　「話わかるじゃん(笑)　けど、俺たちの寝室はもちろんのコト、

　　　　　　　バスルームでもリビングでもエッチ禁止しておいたから(笑)」

　　「この、ｽﾍﾟｼｬﾙな旅行は男同士のスクラムから生まれた

　　　　　　根回しだったんだね…いいんじゃない？雅樹の部屋だもん」

　　「そんな言い方すんなよ…航汰にもジェラシーか」

　　彼の言葉が言い終わるか終わらないかのタイミングで

　　「そういう問題じゃないわよバカ親子」

こんなヒドイ言葉と…焼酎のロックを彼の肩から胸のあたりに浴びせてしまった。

　　　　　　何にそれ程、腹を立てたのかな私・・・

彼は、私の暴言と”氷”の暴力を笑って許してくれた。

　　「わかった…美由がそんなに嫌なら、今回だけ。最初で最後な(笑)」

　　　　　　その事がそんなに嫌だったのかな私・・・

　　　　何か違う気がして、でもその理由もわからなくて…

結局は、彼が用意してくれた、ｽﾍﾟｼｬﾙな時間を台無しにしてしまった事への後悔だけが残って…。

　　　　　　「ごめんね」　を言ったのはもちろん私。まだまだヘボイな

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雨音に起こされた　午前５時―

　　”まだ早いや”　と思っても、どうにも寝付けず…。

　　彼を起こさないように、そっとお布団から抜け出して…。

　　昨夜、焼酎風呂にしてしまった？（掛け流しだから入れ替わってるかな）

　　早朝の露天風呂で、一人反省会

 

 

昨夜の勢いは無く

”ﾁｬﾌﾟﾝ”とお湯につかる。

 

あれこれ考えて、どう言い訳しても、答えは同じ…

”…航汰にジェラシーか？”

　彼に言われたのが

　　　図星だったから。

　一人反省会が３０分くらい経ったところで…

”ﾎﾟﾁｬﾝ！ﾎﾟﾁｬﾝ！！”

湯船に氷が投げ込まれた

　　　　　「昨日の仕返しこれでチャラな」そう言って彼が笑っていた。

 

　　　　　「お前なぁ～、今から姑根性だしてるとヤバくね？(笑)」

 

　　　　　「ホント…そうだね」

 

　　　　　「それわかってて、航汰は俺に先に話したんだよ。」

 

　　　　　　　　　航汰にも見抜かれるほど…とは情けない

　　　　　　　　　はいもっと大人になります…ﾃﾞｽ