傷心のパパ ～ファイトだよ！～

今日、ランチタイムを待っていたかのタイミングでmailが届いた。

ん!?　　びっくり…送信元は彼の息子。

今年から晴れて大学生になった期待の星☆

この夏休みは、車の購入資金調達のため必死になっているらしい(笑)

今までのバイトに加えて、昼間は彼の会社でバイト君として頑張っているのだ。

その航汰ｸﾝからのmailの内容―

　　　　≪父を怒らせちゃった！美由、ヘルプ!!≫

先週の金曜日、三人で飲みに行った　（おっと…未成年だった）食事をした時(笑)　その時もちょっとしたバトルがあった　mailの内容からして、その延長戦だということは推測できた。

金曜日のバトルはというと―

　航：夏休み中、父ンとこでバイトしたとしても５０万くらい足らないんだぁ。

　雅：だから、何？

　航：足らない分貸してくれない？

　雅：貸して？返す気があるなら、ローン組めば？

彼としては、車を買いたいと相談された時、息子がそれまでに貯めた金額を聞いてその努力だけで充分満足していた。だからこそ、ディラーに出向いて話も通してある。

それなのに、どうしてそんな言い方をしたのか？を二人きりになった時に聞いてみた。

　”バイトの期間が終わって給料をもらってから言うのが筋だろ？

　　　　　最初から計算してるところが気に入らない！”

　”なんとかしてくれる…的な考えが見え隠れしてるだろ。”という事らしい。

まぁ～ねッ、パパの言い分は理解できる。

けど航汰の頑張りを見てたら、今どきの子にそこまでの”筋”ってやつを求める彼が厳しいと思ったのも事実。　（甘いかな…私。）

とりあえず…返信。　　≪パパと一緒じゃないの？≫

≪昼飯に誘ってくれなかったから、一人…≫と返事が来たので、で話した。

　美：何で怒ったの？金曜日の続き？

　航：俺さー返すつもりないなんて事ない。

　美：だね。でなきゃそこまで貯められないよ。

　航：だから、じじ（彼の父）に頼んだ。したら”それくらい出してやればいい”って父に、じじが言ったんだ。それで…キレた。

　美：そういう事ね。それは航汰の負けだよ。

　航：俺…ホントに借りられたらそれでいいんだって。それでも？

　美：うん。じゃあ、ここまで頑張れて、あと５０万てとこで…どうして借りてまで？

　航：……。

　美：先が見えて、手が届きそうになったら早く欲しくなったんでしょ？

　航：うん図星！なんで？

　美：だって航汰はパパの息子だもん(笑)　ヤツもそっくり同じだからわかる。

　　　最初から、そう言えば話の分らないパパじゃないと思うケド…。

　航：わかった(笑)　　　　　…で緊急会議は終了。

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さぁ～大変だ

きっと、パパはかなりへこんでいるに違いない

息子の頼みを拒否したのは、彼なりに”父として”の考えがあっての事。

もともと、この夏が終わる頃には、不足分を援助して購入予定で根回しが終了しているのだ。　この事は、私の口から言ってはいけない気がして、航汰との電話では何も言わないでおいた。

パパの決め台詞は残しておいてあげなくちゃ…だからね

可愛い孫の頑張りを見て、彼の父親が言った言葉に罪はないけれど…。

計画もプライドも”ボロボロ”された、傷心のパパの気持ち―　察するに余りある。　

頑張れ～！　ファイトだよ！　まだ間に合うから

さてさて…そのために、私は何をするべきか？

• 航汰にｍａｉｌ≪二人で話した事はしばらく内緒ね。またオヘソがまがっちゃうから(笑)≫
• 彼のお父さんに、事の全てを話した上で、彼に任せるようにお願いした。お父さんも”上手く前言撤回しておくから”と快諾。　ヨカッタ

お昼休みのわずかな時間に出来たのはこれくらい。（非力だ．．．）　

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残るは…パパ本人かぁ～　にしても何故？なんの連絡もないのかしら。

余程落ちてるか、それとも…怒ったフリだけか？　それはナイな。

とすると、今夜は荒れるかぁ～　と覚悟して会った。

でも、以外や以外― 

結局は、何も言わない彼の意思を尊重して、何も知らない事にした。

いたって普通通りの時間を過ごして　なん～んて安心していられない

本当はもっと一緒にいたかったけど…今日は航汰にパパを返してあげた。

　　痛くもないのに、”頭が痛い”って嘘までついた。　（ゴメンネ）

彼を見送った後、速攻でｍａｉｌ

≪パパ帰る(笑)美由が出来るのはこれだけ。あとは自分で頑張って!!≫

これまた、速攻で返信

≪ありがと。超アイシテル≫

　　おいおい　そんな軽いノリで大丈夫なの？

　　何も言わない時のパパの怖さを思い知ることになるわよぉ～。

まっいっか私には切り札がある

　　航汰が素直に謝って…それでも尚、曲がったオヘソが治らなかったら？

　　「勢いで３０万のギターを買っちゃう人の息子にしては上出来よ」

　　　　　　　　って言うつもり…そんなコトにならないのが一番だけど(笑)

　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　どうなることやら

　　　　追記…彼が帰って一時間余り。未だ、どちらの男からも連絡はナイ!!

　　　　　　　

 

コメント 2

まず雅様のお子ってもうそんな年なのね[わおっ]
勝手に小～中生と思ってたのでビックリした[わはっ]

でもさすが雅様のお子だね
自分でがんばって車を買おうって思ってちゃんと行動に出てる
今時そういう子少ないんだよね
雅様もきっと親として心を鬼にして今回に至ったんだろうなぁ
今回は親として考えさせてもらったよ
私はたぶんお子には甘そうだから[ぴーっ]
by lovery-hyutan (2006-07-28 21:56) 

ひゅ～たん[おんぷ]
雅様のお宝一号は18歳でございますぅ(笑)
驚いちゃいましたか[あわわ]
哀しみのどん底で心を痛めて、パパに抱きしめられて眠った子が…。
今では誰かを抱きしめる…お年頃[はぁと]

本当に頑張り屋さんで、やさしいイケメンです(*^。^*)
”あと15歳若かったら美由でいいよ”って言うんだよ。
あと20って言わないところが、どこかの雅より可愛い[はーと]
　　その上、亀梨和也（こんな字だっけ？）に似てるってか、もう少し↑かも。

何だかんだ言っても、最後に一番甘いのは雅様でした(笑)
　　でも、最終的に親が甘えさせてあげなきゃ、子供は外で勝負できない。
　　盲目の溺愛はダメだけど、最後の安全地帯でなくてはいけないと思うの。
　　　　　　　　　　なんて…親でもないのに(笑)　雅様を見てそう思っただけ。
by mi-mi (2006-07-30 00:25)