とうとうキズモノにされた

 6月3日　ｓｕｎ．　ｐｍ8：30　一本の電話

 「お宅のお車の隣に駐車しております。××と申しますが、駐車の際に擦ってしまいまして．．．」

　「今すぐにそちらに行きます」  　一気に心拍数が　↑　↑　上昇　　 

　　　　あ～あ　私の愛車が．．．　　　気分は大暴落　↓　↓　

駐車場に向かう途中．．．彼に電話を入れる

が．．．出ない　　（どうしよう．．．泣きたくなった）

駐車場で見た、ノア・美由ｽﾍﾟｼｬﾙｴﾃﾞｨｼｮﾝ号は悲しい姿に

過保護なまでに愛しんできたのに．．．とうとうキズモノにされてしまった

　

痛い　痛い  痛々しい

到着した私を見るなり、平身低頭して詫びる男性に、”事故”初体験の私は、すっかり騙された。

　     　”きちんと、元通りに直させていただきます。”　　

　     　”それならいいです”　　←こんなに簡単でいいのか？

名刺と自宅の住所＆ＴＥＬ・携帯　スラスラ～～と書いて渡された。　疑惑①

そんな頃に、彼から着信

「ゴメン．．．風呂入ってた。今、家出たから。」　「あのね、車ぶつけられちゃった。」

「大丈夫か！お前ケガは？」　「駐車場に止めてあったんだよ(笑)」

　　　　　　　　「ざけんな！それを先に言えバカッ」

彼が到着した時には、だいたいの話がついていて

　　　　「それでは、明日また連絡させていただきます。申し訳ありませんでした。」

　　　　　　　　　　　　　とか何とか言って、そそくさと帰った。　　疑惑②

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家に帰ってから．．．被害者のはずの私が、彼から叱られるハメに

「で、警察は何て？」

「警察？呼んでないよ」

「アホかお前！事故したら警察呼ぶのは当然だろ～が！」

「これって事故なの？」　

「じゃあ何なんだ？　お前ね、そのゴールドカード返却しろ！バカタレ」

人身とか、道路上で走行中の接触・衝突とかだけだと思ってた

ましてや、自分が乗っていない駐車中の車に接触されたのも”事故”なんて思いもしなかった。

駐車場でぶつけられたけど、逃げられて泣き寝入り…なんて話はよく聞く。

だから、相手がちゃんと連絡くれて、元通りに直すと言っているのだから、

”誠意のある人でよかった”とさえ思ったくらいだ。

       「ぶつけられたのは美由だよ。そんなにバカ、バカって言わなくてもいいのに…」

　　　　「まぁ～いっか、ケガしたわけじゃないしな。明日以降においおいわかるだろ・・・」

　　　　「何が？明日以降ってどういう意味？」

　　　　「俺にバカって言われなくても、自分でバカだなって気が付くって事だよ。」

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 それから一週間が過ぎた今日　６月１０日ｓｕｎ―

修理のため、ディーラーの修理工場に入庫した、キズモノ・ノア号も

数日後にはノア・美由ｽﾍﾟｼｬﾙｴﾃﾞｨｼｮﾝ号として復元される予定

この一週間で、彼に言われた”バカ”を痛感した私。

”もう明日でいいから、警察には届けろ”と彼に言われていたので、月曜日の夕方に相手方へ連絡。

するとどうでしょう　「僕も今そう連絡させてもらうところでした。」　

　　　はぁ？　

保険を使う為には警察に届けないといけない…とか何とか言い出して

　　じゃあ何で今日なの？　　

　　　　　　　　　　　ココでやっと、私の心に不信感が噴出した。（遅すぎﾃﾞｽ）

警察では、昨日の時点で通報しなければイケナイと私まで叱られる始末

”物損は事故の報告義務がないと思って”とか言い訳してましたね…相手は。

そして、警察が帰った後―

　　「じゃあ明日、保険屋の方から連絡が入ると思いますんでよろしく。」

それっきり、相手の男は保険屋さんに”まる投げ”で、なしのつぶて

保険屋さんからは、何だか尋問のような電話が入り　私の怒りは頂点に

だけど、全ては後の祭り…自分の無知が原因だもの。

　　　「お前がケガしたわけじゃないから…車が直ればいいと思って。」

こう前置してから、彼が今回の事故処理の疑惑を解明してくれた。

疑惑①　疑惑②　　これ等の行動は全て相手の作為で、私がその術中にみごとハメられた。

その後の段取りの良さから言っても、保険を使うのは最初からの思惑で、

その為には、ぶつけた時点で警察に連絡するわけにはいかなかった…。

何故か？　　それは…飲酒してたから。

被害者の女が”おバカさん”で救われたのだと…。

　「だったら、あの時言ってくれたらよかったのに」

　　　　　　　　　　　　とやり場のない怒りを彼にぶつけてしまった。

”もう明日でいいから…”と言ったのは、車を直してもらえさえすればいい今回の様な事故は

飲酒云々でゴタゴタするより、事が早く済むと思ったからだと言った彼。

ふ～ん...    ぶつけた人は保険屋さんに守られて

私と車は、ぶつけられた上に、叱られたり、修理の手配だとかでバタバタして

ぶつけられ損だね…と遅れてやって来た後悔や怒りを彼に愚痴るしかなかった。

　　　　「契約者を守るのが保険。保険ってその為にかけてるんだよ。」

　　　　「ぶつけられ損って…今頃何言ってンの？普通は最初から怒るものだよ(笑)」

　　　　「もう二度と騙されないから」

　　　　「あのね…俺は事故なんて二度と無い方がいいと思うけど、

　　　　　　　　　この次は頑張る！みたいなお前のバカさの方が心配」

　　　　　　　　　　　　　　　　　どうやら―

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　車より、私の頭の方が重症らしい

　　　　　　　　　　　　　　　　　しかも―

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私の頭は事故ってはいない　ﾄﾎﾎ

コメント 1

あちゃーけっこうこすられてますねぇー。
でも直してもらえるんなら・・・いい・・・ですよ！！
当て逃げよりはねぇ？うんうん。
それにしても飲酒なんていまどき、許せんヽ（｀△´）ノ
by (2007-06-12 22:39)